2018/07/18 22:38

「基礎・ルールを守りなさい」


「こんなものは小学生でも描ける」

「もっと丁寧に物事を見つめなさい」

元々引っ込み思案だった私は
元々誰かと仲良くするのが得意ではなくて、だからこそ何かの表現の逃げ道が「美術」でした。
そしてそんな唯一の手段でさえも万人に理解されるものではありませんでした。

・光の具合
・物と物の距離
・見えているものを正しく描いていくこと

色々な物を型にはめることができなかったとき、
わたしは前出のように周りにたしなめられながらその通りに正しく人生を描いていきました。

基本やルールに沿って、そして忠実に

鉛筆や絵の具をのせた絵が好きだったのは
何度も書き直しができで、水でぼやかせばぼやかすほど上手に見えていたからです。


大学を卒業して就職し今年2年目に突入
大人のルールや社会の常識・基礎がわからず苦戦中

「こんなものは誰でもできる」とたしなめられることもしばしば

「もっと早く!もっと正確に!」
ちぐはぐなアドバイスが今も私を混乱させます。

やり直しがきく社会ではないけど、それでもなんとなくやり過ごすことを覚えたのは
ぼやかせば世渡り上手になれることを知ってしまったからなのかもしれません。

きっぱり描くのをやめて数年

一度離れていたはずの絵に触れようと思ったのは
たまたま始めたツイッターでちょっとした悪ふざけを思いついて
たまたま結婚する友人への祝儀にと用意した筆ペンと会社の先輩が残していったクレヨンがあったからです。

筆ペンは書き直しができないし、クレヨンは絵の具ほど薄めることもできません
久しぶりに絵という何かを描いたとき以前ほど窮屈な気持ちを感じなかったのが私の中の新発見でした

基礎がなくても大丈夫

物と物
人と人
距離感はそこまで重要じゃなくて

今思いついた面白いが、垂れ流れて消えていく
そんな仕様のツイートがちょうど性に合ってて都合が良かったのだと思います。

そして少しずつ何かが変わっていきました。

正しいタッチや技法も分からないまま描いてた絵に「可愛いね」っていってもらえたり、「こうしたらどう?」ってアドバイスをもらえるようになったのです。

初めてグッズが売れたとき
怖くて不安でドキドキしました

届いたよと感想の通知を受け取れたとき
繋がりが苦手なはずのわたしが人との繋がりに感謝しました

今こうやって使っているよの報告を受けたとき
幸せな気持ちになったからこそ
この人の幸せがずっとずっと続きますようにと願うことができました。

決して上手とは言えないけど
このとき感じた「楽しい」とか「嬉しい」っていう気持ちを誰かとシェアできたことが素直に嬉しかったのです。

そのことに気づいてから
不思議なことにずっと苦戦していたはずの会社での過ごし方もだいぶ楽になりました。

わからないことできないことを隠さない
誰かと対等になろうとする気持ちや競争心からは少し離れてみる
自分の気持ちや表現をぼやかさない


1年前「少し変な新入社員」だったわたしは
1年たった今も「やっぱり変な新人」のままだけど

わからないことを教えてくれる先輩がいて
誰かと競うことなく成長でき、
ストレートに叱ってもらえ、褒めてもらえる環境がそこにはあります。

素人でも
下手でも
きっと大丈夫

今感じる「楽しい」を大切にしていきたい。
クレヨンで絵やイラストを描くのは人生はじめてです。
おかげでたくさんの気づきがありました。


今日も明日もカラフルでありますように☆


長くだらけた文章になってしまったね
最後まで読んでくれてありがとうございます。


おしまい

おくらのほっぺとぎゃくさんかくのしっぽっぽ
まっみ